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製品マニュアル

Last Published: 2019-11-18

Product(s): Resiliency Platform & CloudMobility (3.4)

IBM XIV リモートミラーを使用した、ディザスタリカバリ用の Hyper-V 仮想マシンの構成

Microsoft Failover Clustering なしの IBM XIV リモートミラー

このセクションでは、ホストが Microsoft フェールオーバークラスタの一部でない場合に、IBM XIV リモートミラーを使用してデータをレプリケートできるようにするための前提条件を示します。

前提条件:

LUN の読み取り/書き込みが有効になっているプライマリ Hyper-V ホスト上にボリュームを作成したことを確認します。Veritas Resiliency Platform は、レプリケートされたディスクあたり 1 つのボリュームのみをサポートします。Windows のストレージ領域のストレージプールはサポートされません。
Hyper-V マネージャのプライマリデータセンターに仮想マシンを作成し、レプリケートされたボリュームにデータファイル (.vhdx) を保持していること。レプリケートされたどのドライブにも構成ファイル (.xml) を保持していないこと。また、Hyper-V マネージャの設定の下のデフォルトの仮想マシン構成の場所が、レプリケートされたドライブ上ではないことを確認します。
対応するリモートディスク (読み取り専用 - R2 リモートディスクおよびスナップショット) が、DR データセンターの Hyper-V Server でオフライン状態であることを確認します。また、これらのオフラインディスクに存在するボリュームに、ドライブ文字が割り当てられていないことも確認してください。

Resiliency Platform 固有のタスクに進む前に、次のタスクを完了します。

Windows ホストまたは Linux ホストに IBM XIV コマンドラインインターフェース (XCLI) をインストールします。このホストは、アレイ IBM XIV Enclosure の検出ホストとして機能します。
XCLI コマンドを使用して、IBM XIV アレイにアクセス可能で、コマンドが正常に実行されるかどうかを検証します。
IBM XIV 構成の前提条件を参照してください。
IBM XCLI がインストールされているホストから IMS に接続できることを確認します。
IBM XIV アレイユーザーが「Administrator」の役割を持っていることを確認します。

必要な構成を実行したら、Resiliency Platform に固有のタスクに進みます。

Veritas Resiliency Platform構成

Resiliency Platform コンソールで［インフラ (Infrastructure)］設定を使用して、各データセンター (稼働中のデータセンターとリカバリデータセンター) の資産インフラを追加します。手順の概略を次に示します。

Resiliency Platform コンソールを使用して、XCLI がインストールされているホストを検出ホストとして追加します。
エンクロージャの検出ホストについてを参照してください。
［+ IBM Enclosure］オプションを使用して、IBM XIV Enclosure を適切なデータセンターに追加します。検出ホストを選択し、エンクロージャ名か IP アドレス、ユーザー名、およびパスワードを指定します。［CLI の場所 (CLI Location)］テキストボックスに XCLI バイナリがあるフォルダの完全なパスを入力します。
エンクロージャが正常に検出されていることを確認します。
［設定 (Settings)］ > ［インフラ (Infrastructure)］ > ［仮想化 (Virtualization)］の［+ Hyper-V Server］オプションを使用して、Microsoft Windows 2012 R2 ホストを追加します。