Veritas NetBackup™ 状態コードリファレンスガイド
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NetBackup の状態コード: 59
説明: マスターサーバーまたはメディアサーバーからクライアントへのアクセスが試行されましたが、そのサーバーは、クライアントで有効なサーバーとして認識されていません。
Enterprise Vault Agent の場合、Enterprise Vault サーバー間のすべてのメディアサーバーの名前がクライアント構成で指定されているとはかぎりません。
推奨処置: 必要に応じて次の操作を実行します。
サーバーが有効なサーバーである場合、そのサーバーがクライアントのサーバーリストに存在することを確認します。必要に応じて、次の手順を実行してサーバーを追加します。
Windows クライアント上: [NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)]ダイアログボックスの[バックアップおよびリストアに使用するサーバー (Server to use for backups and restores)]ドロップダウンメニューでサーバーを追加します。このダイアログボックスを表示するには、クライアント上でバックアップ、アーカイブおよびリストアインターフェースを起動します。次に、[ファイル (File)]メニューから[NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)]を選択します。
UNIX クライアントの場合には、bp.conf ファイルに
SERVER
エントリを追加します。
UNIX または Linux のマスターサーバーのサーバーリストを変更する場合には、その変更を有効にするために、NetBackup Request デーモン (bprd) と NetBackup Database Manager デーモン (bpdbm) を停止し、再起動します。Windows の場合、NetBackup Request Manager サービスおよび NetBackup Database Manager サービスを停止し、再起動します。
Windows クライアントの場合、次の手順を実行して、bpinetd のデバッグログを有効にします。
クライアントに、bpinetd のデバッグログディレクトリを作成します。
デバッグレベルまたはログレベルを上げます。
『NetBackup ログリファレンスガイド』の「Windows クライアントのログレベルの変更」に関する項を参照してください。
バックアップを再試行し、ログの結果を調べて、エラーの原因を特定します。
すべてのクライアントで、次の手順を実行して、bpcd のデバッグログを有効にします。
クライアントに、bpcd のデバッグログディレクトリを作成します。
UNIX または Linux クライアントの場合、/usr/openv/netbackup/bp.conf ファイルに
VERBOSE
(詳細) オプションを追加します。PC クライアントの場合、第 3 章の「デバッグログ」の項の説明に従って、デバッグレベルまたはログレベルを上げます。
バックアップを再試行し、ログの結果を調べて、エラーの原因を特定します。
bpcd のデバッグログを確認して、サーバーのピアネームおよび実行された比較操作を判断します。
bpcd プロセスでは、NetBackup サーバーリストのエントリと接続を試行するサーバーのピアネームが比較されます。名前が異なる場合、接続が拒否されます。必要に応じて、クライアントのサーバーリストのエントリを変更して、ピアネームと一致させます。
Windows クライアントの場合、次の内容を確認します。
Windows 版 NetBackup ソフトウェアが、Windows の管理者アカウントでインストールされていることを確認します。
他のアカウントで NetBackup がインストールされている場合、管理者アカウントで再インストールします。管理者以外のアカウントでもインストールは正常に完了しますが、NetBackup Client Service が Windows に追加されず、NetBackup サーバーからクライアントにアクセスできません。
Windows の TCP/IP サービスによって、NetBackup サーバーを含むサブネットの名前を解決するドメインサーバーが指定されていることを確認します。
多くの場合、UNIX、Linux および Windows クライアントは異なるサブネット上に存在し、異なるドメインサーバーを使用します。この場合、NetBackup サーバーおよび Windows クライアントは相互に ping を実行できますが、サーバーから Windows クライアントにアクセスできません。
前述の手順で問題が解決しない場合があります。
『NetBackup トラブルシューティングガイド』の「ネットワーク通信の問題の解決」を参照してください。
NetBackup で、メディアサーバーを含む複数のネットワークインターフェースを使用する場合、クライアントの
/usr/openv/netbackup/bp.conf
ファイルに、インターフェース名が存在することを確認します。Enterprise Vault Agent の場合: 『NetBackup for Enterprise Vault Agent 管理者ガイド』のトラブルシューティングに関する項を参照してください。
すべての名前解決サービス (一次、負荷分散、二次) を NetBackup ホストの一貫した正引き名前解決と逆引き名前解決に正しく設定します。
詳細情報は次の技術情報の記事に記載しています。
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