Veritas NetBackup™ 状態コードリファレンスガイド
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NetBackup の状態コード: 203
説明: メディアホストとの通信の開始を試行中に、マスターサーバーのプロセスがネットワーク上に存在する特定のホストに接続できません。このエラーは、1 つ以上のサーバー構成内でのバックアップ中またはリストア中に発生する場合があります。
推奨処置: [すべてのログエントリ (All Log Entries)]レポートで該当する期間を調べて、このエラーが発生した動作を判断します。複数の NetBackup サーバー (1 つ以上のメディアサーバー) が存在する場合、エラーがマスターサーバーとメディアサーバーの間で発生したか、マスターサーバーだけの問題であるかを判断します。次の組み合わせを使用して、ホスト間で ping コマンドを実行します。
マスターサーバーから、ストレージユニット構成内のホスト名を使用して、マスターサーバーおよびすべてのメディアサーバーに ping を実行します。
各メディアサーバーから、NetBackup サーバーリスト内に指定されているホスト名を使用して、マスターサーバーホストに ping を実行します。UNIX サーバーまたは Linux サーバーの場合、マスターサーバーは bp.conf ファイル内の最初の
SERVER
エントリです。Windows サーバーの場合、マスターサーバーは[マスターサーバープロパティ (Master Server Properties)]ダイアログボックスの[サーバー (Servers)]ノードで指定されています。『NetBackup トラブルシューティングガイド』の「[ホストプロパティ (Host Properties)]ウィンドウを使用した構成設定へのアクセス」を参照してください。
次の手順を実行します。
『NetBackup トラブルシューティングガイド』の「メディアサーバーおよびクライアントの検証」を参照してください。
『NetBackup トラブルシューティングガイド』の「ネットワーク通信の問題の解決」を参照してください。
必要に応じて、bprd のデバッグログディレクトリを作成して、操作を再試行します。その後、マスターサーバーのデバッグログの結果を確認します。リストア中にエラーが発生した場合、bprd のデバッグログを確認します。
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