Veritas NetBackup™ 状態コードリファレンスガイド
- NetBackup の状態コード
- NetBackup の状態コード
- NetBackup KMS の状態コード
- NetBackup の状態コード
- Media Manager の状態コード
- Media Manager の状態コード
- Media Manager の状態コード
- デバイス構成の状態コード
- デバイス構成の状態コード
- デバイス構成の状態コード
- デバイス管理の状態コード
- デバイス管理の状態コード
- デバイス管理の状態コード
- ロボットの状態コード
- ロボットの状態コード
- ロボットの状態コード
- ロボットのエラーコード
- セキュリティサービスの状態コード
- セキュリティサービスの状態コード
- セキュリティサービスの状態コード
NetBackup の状態コード: 2803
説明: エラーにより、Sybase データのリストアに失敗しました。
推奨処置: 示されている順序で次の解決策を試みてください。
クライアントのサーバーリストに、マスターサーバーのエントリ、およびバックアップやリストアの実行中に使用された可能性があるすべてのメディアサーバーのエントリが含まれていることを確認します。
クライアントの状態または進捗ログを調べて、リストアが失敗した理由に関するメッセージを確認します。また、そのサーバーの[すべてのログエントリ (All Log Entries)]レポートも確認します。
リストア対象の Sybase インスタンスと、ファイルをリストアするディレクトリに対する所有権と権限を確認してください。
NetBackup の
sybackup
ログで、失敗に関する追加情報を確認します。次のログフォルダを作成し、リストアを再試行します。
クライアント上:
/usr/openv/netbackup/logs/bphdb /usr/openv/netbackup/logs/bprestore /usr/openv/netbackup/logs/tar /usr/openv/netbackup/logs/sybackup chmod 777 /usr/openv/netbackup/logs/sybackup chmod 777 /usr/openv/netbackup/logs/bphdb
メディアサーバー上:
/usr/openv/netbackup/logs/bptm /usr/openv/netbackup/logs/bpbrm
マスターサーバー上:
/usr/openv/netbackup/logs/bprd
検出された問題を修正し、リストアを再試行します。
UNIX クライアントと Linux クライアントでデバッグレベルを設定するには、bp.conf
ファイルに次の行を入力します。
VERBOSE = 5
Sybase の代替クライアントのリストアでは、リストアしたい Sybase のバックアップサーバーのユーザー ID (UID) はコピー元ホストの Sybase バックアップサーバーの UID と一致する必要があります。
代替クライアントのリストアでは、代替クライアントを認証して元のクライアントのイメージにアクセスできるようにします。
代替クライアントが元のクライアントのバックアップイメージを参照できることを確認します。
# /usr/openv/netbackup/bin/bplist -C <origClient> -t 7 -l -R /
# install_path\netbackup\bin\bplist -t 7 -l -R /
代替クライアントで、bpclntcmd コマンドを使って、接続性と名前解決をテストします。コマンドは、1 行目にマスターサーバーの名前を表示するはずです。2 行目には、代替クライアントがマスターサーバーとの通信時に使用したネットワークインターフェースの IP アドレスが表示されます。2 行目の最初の単語は、IP アドレスを基にマスターサーバー上で解決された代替クライアントの名前です。 代替クライアントがバックアップされていない場合は、2 行目の 2 番目の単語は「NULL」となる場合があります。NULL と表示されない場合は、マスターサーバーのバックアップポリシーで定義された代替クライアント (またはエイリアス) の名前です。
# /usr/openv/netbackup/bin/bpclntcmd -pn
代替クライアントとメディアサーバー上の CLIENT_READ_TIMEOUT が十分な余裕をもって設定してあり、テープの読み込み、データの転送、データベースインスタンスによるディスクへのデータ書き込みに支障がないことを確認してください。
Sybase の代替クライアントのリストア操作の手順について詳しくは、次の技術情報の記事を参照してください。
http://www.veritas.com/docs/TECH24125
この状態コードに関するベリタスナレッジベースのテクニカルノートとその他の情報を表示するには、ここをクリックしてください。