Veritas NetBackup™ 状態コードリファレンスガイド
- NetBackup の状態コード
- NetBackup の状態コード
- NetBackup KMS の状態コード
- NetBackup の状態コード
- Media Manager の状態コード
- Media Manager の状態コード
- Media Manager の状態コード
- デバイス構成の状態コード
- デバイス構成の状態コード
- デバイス構成の状態コード
- デバイス管理の状態コード
- デバイス管理の状態コード
- デバイス管理の状態コード
- ロボットの状態コード
- ロボットの状態コード
- ロボットの状態コード
- ロボットのエラーコード
- セキュリティサービスの状態コード
- セキュリティサービスの状態コード
- セキュリティサービスの状態コード
NetBackup の状態コード: 118
説明: NetBackup は認可サービスとの認可の確認を完了できませんでした。
推奨処置: 必要に応じて次の操作を実行します。
Veritas Product Authorization Service (デーモン) が実行中であることを確認します。
認証デーモンおよび認可デーモンについて詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。
適切なマスターサーバーと通信していることを確認します。 ローカルサーバー上の
bp.conf
ファイルのエントリ AUTHORIZATION_SERVICES に認可サービスを実行する適切なホスト名 (完全修飾名) が指定されていることを確認します。 たとえば、AUTHORIZATION_SERVICE = machine2.mycompany.com 0 を指定すると、サーバーは認可の実行時に machine2 に接続することになります。 このエントリがマスターサーバーのエントリと一致することを確認してください。システムに十分なスワップ領域があり、次のディレクトリに空きがあることを確認します。
/home/userName
/usr/openv/netbackup/logs
/tmp
マスターに接続するサーバーに有効な証明書があることを確認します。 コンピュータの証明書を調べるには、次のように入力します。
UNIX の場合:
# bpnbat -WhoAmI -cf /usr/openv/var/vxss/credentials/machine3.mycompany.com
Windows の場合:
Bpnbat WhoAmI -cf "c:\Program Files\VERITAS\NetBackup\var\vxss\credentials\machine3.my company.com"
いずれの場合も、次のようなメッセージが表示されます。
Name: machine3.mycompany.com Domain: NBU_Machines@machine2.mycompany.com Issued by: /CN=broker/OU=root@machine2.mycompany.com/O=vx Expiry Date: Sep 2 19:25:29 2004 GMT Authentication method: Veritas Private Security Operation completed successfully.
有効期限が過ぎている場合は、bpnbat -LoginMachine を実行して、そのコンピュータの新しいクレデンシャルを取得します。
bpnbat について詳しくは、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください。
認可の確認を試行するサーバーには、認可データベースを検証するための権限がありません。 bpnbaz -ShowAuthorizers を実行して、コンピュータの識別情報が表示されることを確認します。 次のディレクトリにコンピュータのクレデンシャルがあることを確認します。
Program Files\VERITAS\var\vxss\credentials
(Windows の場合)、/usr/openv/var/vxss/credentials
(UNIX の場合)このクレデンシャルには、machine1.company.com などのコンピュータの完全修飾名が含まれている必要があります。
認可データベースに対するオープンソケットの最大数が使い果たされていないことを確認します。 netstat を使用して、認可サーバーのポート 4032 に対してオープンされ、次の構成を参照するソケットの数を判断します。
Windows の場合:
HKLM\SOFTWARE\VERITAS\Security\Authorization\Communication\ClientMaxConnections
UNIX の場合:
etc/vx/vss/VRTSaz.conf
のエントリ ClientMaxConnectionsオープンしている接続が最大数に達している場合、オープンしている接続の最大数を増やす必要があります。 オープンしている接続の最大数を増やすと、認可サービスまたは認可デーモンのメモリの使用量が増加します。 最大接続数を極端に増やすと、パフォーマンスが低下する場合があることに注意してください。
この状態コードに関するベリタスナレッジベースのテクニカルノートとその他の情報を表示するには、ここをクリックしてください。