Veritas NetBackup™ 状態コードリファレンスガイド
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NetBackup の状態コード: 129
説明: NetBackup によるディスクストレージユニットのファイルシステムへの書き込みの実行中に、領域を十分に確保できませんでした。 ファイルシステムで利用可能な領域が増加するまで、サイズが同等以上のイメージは、このディスクストレージユニットへの書き込みに失敗し、このエラーが表示されます。
(このディスクストレージユニットが含まれる) ストレージユニットグループに書き込みを行うスケジュールバックアップジョブで、ジョブの再試行時に、利用可能な領域が最も多いストレージユニットが NetBackup スケジューラによって要求されます。
再試行時に、利用可能な領域が最も多いストレージユニットがスケジューラによって要求される場合は、次のことに注意してください。
ストレージユニットグループでは、ディスクストレージユニットよりもテープストレージユニットの方が優先されます。これは、通常、テープストレージユニットの容量の方が大きいためです。
未使用の領域が最も多いストレージユニットがビジー状態の場合は、そのストレージユニットはスキップされます。 その次に未使用の領域が多く、利用可能なストレージユニットが選択されます。
ジョブが最初に失敗した際に領域が不足していたストレージユニットが、ジョブの再試行時に未使用の領域が最も多いストレージユニットであった場合、スケジューラによってそのストレージユニットが再度使用されます。 そのストレージユニットは、ジョブが失敗したときよりも未使用の領域が増加している場合があります。
推奨処置: 必要に応じて次の操作を実行します。
十分な空き領域を確保するか、またはこのストレージユニットのファイルシステムに領域を追加します。
このディスクストレージユニットの高領域水準の設定値を小さくします。 このディスクストレージユニットへストレージユニットグループからアクセスできるようにポリシーを構成します。このストレージユニットの空き領域がなくなると、ストレージユニットグループから代替ストレージが提供されます。 ファイルシステムの高領域水準を上回ったイメージでも正常に完了することが理想です。 このイメージによって、ストレージユニットは空きなしの状態 (高領域水準を上回る状態) となります。 この結果、領域が高領域水準を下回るまでストレージユニットが他のジョブに割り当てられないようになります。
領域が不十分であったディスクストレージユニットにステージング属性が設定されている場合、空き領域を作成することができない場合があります。 これは、ディスクにステージングされたバックアップが再配置されていない (ステージングストレージユニットから削除することができない) ためです。 ステージングの再配置ジョブ (複製ジョブ) によって、新しいバックアップ用に十分な空き領域が提供されるように、イメージが正常にコピーされていることを確認します。
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