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Veritas NetBackup™ 状態コードリファレンスガイド

Last Published: 2018-06-10

Product(s): NetBackup (8.1)

Media Manager の状態コード 58

メッセージ: デーモンがソケットを取得できません (daemon cannot obtain socket)

説明: vmd がソケットをバインドできません。 (vmd は、UNIX および Linux の NetBackup Volume Manager デーモンおよび Windows の NetBackup Volume Manager サービスです。) 構成されたポート番号に対して vmd のバインドが試行されたとき、システムコールが失敗しました。このシステムコールは、通常、vmd デーモンまたはサービスの起動の前に別のプロセスがポートを取得したことによって失敗します。

推奨処置:

デーモンのデバッグログで、システムエラーについての詳細なメッセージを調べます。
他のプロセスがポートを使用している場合、他のシステムコマンドを実行してそのプロセスを判別します。その結果に基づいて、サービスのファイルまたはマッピングのポート番号を変更するか、ポートを取得しているプロセスを停止します。
UNIX および Linux のみ: kill コマンドを実行して vmd を停止すると、このエラーが発生することがあります。 vmd を停止するには、コマンドライン要求 vmctrldbm -t を使用することをお勧めします。kill コマンドを実行してこのプロセスを停止すると、次にプロセスが再起動されたときに、割り当てられていたポートにバインドされない場合があります。ソケットの問題が発生した場合、デーモンのデバッグログには次のような行が含まれます。
```
unable to obtain bound socket, Address already in use (125)
```